澁澤龍彦の著作の場合は、
よく読んだというより、よく集めたといったほうが正しいでしょうか・・・

吉行淳之介もいってましたが、澁澤龍彦の世界は
かなり魅力的ではあるのですが、本の内容そのものは
あまり多くは読んでません。
事前知識必要とするって意味でかなり読みづらいんですよね^^

それでも「異端の肖像」を初め、これは翻訳ですがサドの著作あたりは
かなりおもしろく読めました。あの綺麗な翻訳を見ると
ほんとに言葉に関しては造詣が深く、感動しますよね。

澁澤龍彦は小説も書いてますけど、やっぱり自分的には
エッセイストって感じがしますね。

「快楽主義の哲学」って本もおもしろかったなあ・・・。
あと全集とかにのってる細かい日記みたいなもの。

ああいう短い文章の中にもセンスのよさが光っていて
やっぱり本物の日本語が扱える人なんだなと思いました。

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